【2015冬】山陰ローカル乗りつぶし 第3日・前編

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皆様、ご無沙汰しております。恐らくこんないい加減なブログを見てくださっている方は皆無だと思いますが、やはり最後まで書かないのはキリが悪いので、、、
前回の更新の後、四国遠征に行き、それからずっと放ったらかしにしてました。すいません。
私が更新を怠っている間に、地震、豪雨など度重なる天災により西日本を中心に大きな被害を受けました。幸い私及び親族は無事でありましたが、被害に遭われた方も大勢いらっしゃいます。
被害を受けたのは人だけではありません。鉄道もまた、甚大な被害を受け、山陽線をはじめとする各路線は不通状態にあります。今回取り上げております西日本シリーズで通る土地は殊に被害が激しく、また、私自身、何度も訪問したことがあり、愛着があるだけに大変胸の痛む次第です。
お亡くなりになった方並びに被害に遭われた方にはご冥福をお祈りするとともに、早期の復興を心より願っております。





それでは本題に入ります。

前日までに芸備線、三江線、木次線という数々の強者どもの制覇を終え、広島市内に到着。本日3日目は12月28日。いよいよ年の瀬も押し迫ってくる頃でありますが、乗り鉄に休みなどあるわけもなく、朝イチの下り列車で西へ行く。今日の予定は宇部線と福塩線の残り区間の制覇

眠い目をこすり、カプセルホテルを出たのは5:30頃。途中道を間違えるというミスを犯し、改札を通ったのは5:49。すでに列車は入っており、飛び乗る。

●1521M 岩国行 広島551→岩国643 115系4両(広セキL-10)
この列車は白市始発の列車で、年末の早朝にもかかわらず、半分以上の席が埋まるほどの客の入り。もしかしたら朝帰りで五日市あたりまで、、、という人もいたのかもしれないがそれにしてもよく乗っている。
冬場ということもあり、6時を回っても外は暗いので、半分寝ながら乗車していると、いつの間にやら列車が遅れていたようで数分遅れで岩国に到着。
※広島でも岩国でも撮影時間がなく、画像なし

●3331M 下関行 岩国644→新山口849 115系4両(広セキR-01)
先ほどの列車と1分連絡というダイヤのため、こちらも遅れの影響を受ける。岩国を3分遅れで発車し、朝焼けの瀬戸内海を左手に走る。
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通津ー由宇?(7:00前)

漸く夜が明けたと思いきや、まもなく雲が空を覆う。この時はこの先の行程が芳しく無いことを示唆しているなど知る由もなかった。
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大畠ー柳井港?(7:10頃)

因みに今乗っているR-01編成は中間車がオンボロのタイプで両端は更新車なのだが、もちろん私たちはボロの方に乗っている。
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失われつつある國鐵廣島に来ているのだから、このような選択をするのは自然の摂理である。ご覧の通り、昔ながらの狭いボックスシートなので向かい合わせになるとかなり窮屈なのだが、通路を挟んで向かい側の大学生と思しき3人組は足を縮めて座っていた。

山陽線は岩国を出るとわざわざ海の方に大回りして徳山に向かっている。現在の岩徳線ルートを通れば所要時間短縮につながることは明白である。なのに大回りしているのは「柳井」があるからに他ならない。戦前は鉄道は兵器であると考えられていたため、軍事的な面で、また、経済的にも港のある柳井を経由した方が得策であるとしてわざわざ遠回りしている。なお、岩国ー徳山間は現在の岩徳線が山陽線で柳井廻りが柳井線とされていた時期もありコロコロ変わっていたようである。しかし、柳井廻りが複線電化となったため、今後岩徳線が山陽線に昇格することはまず無いと思う。

そしてその柳井にはほぼ定刻の7:19に到着。ここでは貨物列車待避のため、7:25まで停車。この間に駅名標撮影と朝食の購入。鞄は座席に置いたまま車外に出たものの、この駅のkioskは改札外にあるらしく、微妙に朝ラッシュぽくなっている中、人を掻き分け改札を出て、kioskに入店。何を買ったか忘れたが、早々に商品を手にするもここで欲が出てきてしまう。
鉄道唱歌の歌詞に

風に糸よる柳井津の 港にひびく産物は 甘露醤油に柳井縞 からき浮世の塩の味

というものがある。 それで以前から気になっていた甘露醤油があるかもしれないと思い、店内を探す。間もなく甘露醤油は見つかり、それを手にレジへ。同行者もほぼ同時に朝食を購入し、慌ててホームへ戻る。跨線橋を渡っていると、笛の音がピィーっと響く。いよいよ焦りを覚え階段を駆け下りると、列車が動き出したところだった。5km/hくらい出ていただろうか、荷物だけを載乗せた列車がホームを抜けていった。立ち尽くす2人。少しの間茫然自失にあったが、とにかく荷物を回収せねばならん、ということで策を考える。その結果、徳山から新幹線で新山口まで先回りし、荷物を回収して、そのまま宇部まで行くことにした。また、次の列車までの時間に駅舎の撮影、切符の購入、朝食を食べた。

イメージ図
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駅舎
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柳井名物?金魚
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※以下の文章は機器の不具合により完成間近だった文章が全て消えた後に書き直したものです。モチベーションが低すぎて粗悪なものとなっています。ご了承ください。

●3333M 新山口行 柳井752→徳山826 115系4両(広セキN-21)
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徳山にて撮影
2ドアのこの列車で徳山を目指す。

●441A ひかり441号博多行 徳山831
→新山口845 700系16両(幹ハカB10)
徳山では5分の乗り換え。やってきたのはまさかの700系16連!山陽区間を全線通しで走る唯一の16連ひかりである。岡山(一部広島)までは東海道から直通してくる16連ひかりもあるが、山口県内でこれは珍しい。他にも、新大阪→博多間を通しで走るひかりレールスターも1本だけ存在していたと記憶している。
このひかり441号は「ひだま」などと揶揄されるもので、通過駅は実に新倉敷、新尾道、東広島、厚狭の4つだけである。ゆえに新大阪を6:03に出発しておきながら、停車駅の多さ・広島での10分停車が災いして6:50発のさくらより、6分遅い9:36に博多に到着する有様である。また、指定席もこだまに準じたものになっており、指定席はG車の8-10号車と11、12、16号車のみである。

「ひだま」などと称されるだけあって、乗客の数もこだまのそれに通ずるところがある。私が乗車していた6号車も10人くらいしか乗っていなかった。せっかくなので、リクライニングを思いっ切り倒してくつろいでいたところ、大学生と思しき人物が声をかけてきた。

大「荷物忘れてましたよね?」
私「はい」
大「徳山駅に届けておきましたよ」
私「(∑(゚Д゚) な、なんだと!?嘘だろ、、、)ありがとうございます。。。」

彼の一言によって、 新幹線ワープは完全に無意味な行為であることが、明かされたのである。本来、ありがたいことであるはずなのだが、この時は失望しかなかった。ありがた迷惑とはこの事かと身をもって理解した次第である。(一応断っておきますが、彼らの行為は善意によるものですし、もし、彼らが駅に届けてくれなかった場合、悪意を持った人間により、そっくり盗まれていた可能性もあったわけですから、当然感謝しております。当時は、微妙すれ違いの連続で困惑していたのです。)

皆さん、お気づきだろうか?彼らこそ、岩国からの列車で向かい側に座っていた大学生?3人組である。(ボックスシートの画像付近の文章で触れています。)
彼らは、親切にも我々の冬服でアホみたいに重くなったリュックサックを駅に届けてくれたのである。

下車時、彼らに丁重に礼を述べる。彼らはさらに西へ行くようだ。よい旅を、、、
皮肉にも乗り遅れにより、レア列車の乗車が叶い、荷物の無事も約束された新幹線ワープとなった。
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先がそう長く無い700系、流し撮りが決まってよかった
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10分後の列車(3331M)に乗るため、ゆっくりと在来線ホームへ。在来線改札は自動改札こそないものの、綺麗な感じだった。

線路と番線が書かれた謎の装飾(画像は 1 山口線 Yamaguchi Line)
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新山口は橋上駅舎であるが、コンコース上のこの装飾と下の線路が一致しているハズ。幅的にも狭軌(1067mm)くらいだったし。


柳井のハプニングで少し長くなったので、宇部線&荷物回収(こっちが大事!)は中編で、福塩線の残りについては後編でご紹介します。



つづく


お知らせ
8月5日現在、柳井ー下松間は豪雨の影響で運転見合わせとなっています。岩徳線についても、全線で運転見合わせとなっています。尚、柳井ー下松間は9月中、岩徳線は10月中に再開する見込みとのことです。(JR西日本プレスリリースより)





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